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唐草倶楽部ブログは移転しました!
唐草倶楽部ブログは移転しました!
引き続きよろしくお願いいたします。



http://aoharu-earth.com/karakusa-club/blog/


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「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」展
Mandala Design sachiです。

お台場にある日本科学未来館に行きました。お目当てはウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」初の大規模アート展。




ー チームラボは、プログラマ・エンジニア(UIエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア、ハードウェアエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、CGアニメーター、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、絵師、編集者など、スペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。アート・サイエンス・テクノロジーの境界線を曖昧にしながら活動中。ー
出展:http://odoru.team-lab.net


とにかく面白く鑑賞できた作品展だった。
テクノロジーの進化をアートを通じて知ることができるのはとても楽しいし、有意義なことだと思う。
でも、「楽しい」からはほど遠いような、苦行並みに煩雑なプロセスを経てこそ産み出される作品群なのだろうな、とも感じた。







"生命は生命の力で生きている"(2011)

変化がとても緩やかで、ふと気がつくともう様子が違ってる、というところが実際の自然とよく似ていると思った。ときを忘れてじっと見入ってしまう。まわりで見ている人達もそのようだった。こんな額がリビングにあったらなぁと思う。





"Nirvana"(2013)

ニルバーナは、幻惑的。夢とうつつの狭間でたゆたう感覚。
高さ5m、幅20m。
伊藤若冲(1716 ‒ 1800)のこの作品はデジタルとの相性抜群。
(「鳥獣花木図屏風」「樹花鳥獣図屏風」がモチーフになっている)





"世界はこんなにもやさしく、うつくしい"(2011)

「花」の文字に触れるとそこに鮮やかな花弁が開いたり、「金」に手を伸ばすと、金粉が舞ったりするのを見ると嬉しくて、何度でもやりたくなった。やっているうちに四方八方に花鳥風月の世界が広がって行く。
自分が触れると作品が変化する、ということにワクワクするのは大人も子どもも同じ。(同行したM氏は大人だけど、文字が落ちてくるのを手を伸ばして待っている子どもにも負けじと、沢山の文字に触っていた!)




"追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点 ‒ Light in Dark"(2014)

疾走感に目眩。床がもう一つのスクリーンとなり、上下対称の万華鏡的世界を作り出していた。映像とサウンドに包み込まれ、心地よい。









お絵描き水族館では子ども達に混じって自分の描いたクラゲを泳がせたよ。




紙に描いた海の生き物がデジタル水族館に放たれるという!





自分は唐草クラゲを描いた。スキャン担当のおじさんにいそいそと手渡す…





と、間もなく水槽の中で泳ぎだした!
うわーものすごく嬉しい。




メディアブロックチェア。組み合わせると色が変わる。美しい。欲しいな。


お子さまと一緒に是非!
自分ももう一回位行きたいかも。


「未来はこんなに面白くて、美しい」
日本テレビ放送網 企画・プロデューサー 岩間 玄

チームラボは僕らに未来を見せてくれます。それもとびきり面白くてかっこいい未来です。子どもも大人も、年齢も性別も関係なく、同じようにワクワク出来るようなイカした未来。それを手繰り寄せるために彼らは、古臭い区分けやボーダー、ジャンルを易々と軽々と飛び越えます。理系も文系も関係ない。芸術か科学か。そんなことはどっちでもいい。アートか遊びかビジネスか、はたまた教育なのか、そんなものは観る人が決めればいい。軽やかで鮮やかなチームラボのクリエイティブ。それはひょっとしてかつてテレビが果たしていた役割なのかもしれません。何が飛び出してくるか分からない、サーカス小屋のようなドキドキ感。常識的な大人たちを煙に巻き、一足飛びで新しい世界に連れていってくれる魔法の力。そんな彼らのキラキラした姿を見て、僕は次の時代の扉が開く歴史的な瞬間に立ち会っていることを知るのです。

出展:http://odoru.team-lab.net



チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地
会期 2014年11月29日(土)〜2015年5月10日(日)
会場 日本科学未来館
〒135-0064 東京都江東区青海2−3−6
開館時間 10:00〜17:00
3月7日以降の土曜・日曜・祝日は10:00〜19:00(入館は閉館30分前まで)
休館日 毎週火曜休館。
但し、2014年12月23日、2015年1月6日、3月31日、4月28日、5月5日は開館。
年末年始休館:2014年12月28日(日)〜2015年1月1日(木)
※3月2日(月)〜3月6日(金)の期間、本企画展の開催はありません。
| アート | 00:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
赤瀬川原平さんのこと。
Mandala Design sachiです。

今年10月に亡くなった、前衛芸術家であり芥川賞作家でもあった赤瀬川原平さん。
赤瀬川さんは、自分が一番面白がりながら、誰もやらなかったことをやる人だった。こういうタイプの人は、他にいなかったと思う。
何かちょっとしたスキマの面白いことに目を付けて、本にしてくれることはもうないんだ…。
ものすごく淋しい。





美術作品の方は、この目で実際には見たことはなかった。
わたしは彼の書く文章がとても好きだった。
行間からじわじわと伝わってくる、赤瀬川さんの飄々とした佇まいみたいなものが。
何となーく脱力系な印象なのに、視点がこの上なく鋭い。
穏やかそうな言い回しながらも、言うことは言う。
そんな感じがした。
大好きなのは「新解さんの謎」。
手元にあるこれ、読んで笑って何度涙を流したことか。



ここでプレビューが読めますよ!

http://www.amazon.co.jp/新解さんの謎-文春文庫-赤瀬川-原平/dp/4167225026/ref=pd_sim_b_1?ie=UTF8&refRID=0Y44FRFE82ANB21PXV82



1981年の芥川賞を受賞した、『父が消えた』の最初の場面の一部はこんなふう。

……………

だけど馬糞と馬糞紙の関係については、いまになってもその真相を知らないままでいる。馬糞紙って、本当に馬糞から出来ているのだろうか。

「馬糞紙のことだけどね」

「え?」

「いや、図工なんかで使う厚紙だよ」

「あ、ボール紙でしょ」

「あ、そうだ、ボール紙だったな。ボール紙か……」

「まだ馬糞のこと考えてるんですか」

「いや、ボール紙のことなんだけどね……」

 私はまた吊革を持ち替えた。ちょっと目の縁をこすってみたりした。どうもいけない。馬糞のことではないのだった。荷馬車のことなのだった。そもそも動くということなのだ。

……………


引用元
赤瀬川原平さん死去:赤瀬川さんの文体1 - 毎日新聞



これは語り手(赤瀬川さんであろう)と自分より大分年下の25歳の編集者(作家の関川夏央氏の若かりし頃がモデルと言われている)との電車内での会話。もう、この抜粋部分だけで自分には面白い。かわいい。
「あ、そうだ、ボール紙だったな。ボール紙か……」というところの、最後の「ボール紙か……」がいい、と思う。またきっと、何かを考察しかけているところがかわいいな、と思う。

そこまで言ってなんですが、なんと未読だったので、本日ネットで購入。
毎日新聞さんありがとうございます。


『老人力』も面白かったな。
昨今は「雑談力」「鈍感力」など、本のタイトルに何でも「力」をつける世の中になってしまったが、はじめにそれをやったのは赤瀬川さんだった。
人間にとってマイナスである老化現象にあえて「力」をつけてユーモラスに語るのが新鮮だった。
人間も世界ももう少しボケたほうがいい、ということだ。



ー老人力とは物忘れ、繰り言、ため息等、従来ぼけ、ヨイヨイ、耄碌として忌避されてきた現象に潜むとされる未知の力である。ー



路上観察会も面白かった。超芸術トマソン。トマソンとは街などで見かける、無用の長物。

ー 超芸術トマソン(ちょうげいじゅつトマソン)とは、赤瀬川原平らの発見による芸術上の概念。不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。その中には、かつては役に立っていたものもあるし、そもそも作った意図が分からないものもある。 超芸術を超芸術だと思って作る者(作家)はなく、ただ鑑賞する者だけが存在する。(Wikipediaより)ー


トマソン(階段だけが残された電柱)の例



トマソン第1号・四谷の純粋階段
(赤瀬川原平『超芸術トマソン』より)
引用元

「純粋階段」キャッチコピーにまたくすりとなってしまう。


そして、有名な『宇宙の缶詰』。


『宇宙の缶詰』
1964年/1994年 写真提供:SCAI THE BATHHOUSE
引用元



普通、缶詰というのはラベルが外側についていて、中身がその中に入っている。当たり前だ。
この『宇宙の缶詰』のラベルは、開けられた蓋の向こう側に貼ってあるのだ。ラベルがつけられたあちらが外側ということは…缶詰の中身はこちら側の我々。あなたもわたしも家も空も宇宙も含めてみーんな缶詰の中身なのだー。

自然や建物などを布で包み込む表現活動をしている、世界的な芸術家クリストに会った際、
「自分の方が大きな梱包をしているつもりだ」
と言ったが、伝わらなかった、というエピソードがまた笑えるのだった。

赤瀬川原平さん、沢山楽しませてくださってどうもありがとうございました!



毎日新聞より画像転載
笑顔がほんとにいいです。




JUGEMテーマ:アート・デザイン
| - | 21:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
イマジネーションの重層域『and/or展』
Mandala Design sachiです。

第2回 and/or展を見に、元麻布ギャラリー に行きました。




https://www.facebook.com/motoazabugalleryより転載

ー さまざまな分野の表現者が投げかけるイマジネーションの重層域。
なにが観察できるか。なにを語るか。ー

『第2回 and/or展』
絵画、版画、写真、CG、立体、書、イラスト、グラフィック、詩画などの様々な分野の表現者たちの競演


and/or代表でプロデュースをされている小野寺聰氏のお話を伺うことができた。
and/orは1999年に結成。多岐にわたる表現のフィールドで活躍されている方々が集合し、「いまの自らの表現」を楽しもうと、作品本を年一回自主刊行されているとのこと。


作品本は手に取って見ることができた。どの一冊も多彩な才能、表現でずっしり!


今回は、and/orの2回目の展覧会。
表現のかたちは、かくも種々様々にあるのか、と改めて感じ入った。そのどれもが、ずっと見ていたくなるような不思議な魅力に満ちている。









白と黒。筆の勢い。リズム。書の持つ可能性を感じて、わくわくした。







様々な表現の才能がスパークして、渦巻くのを見た!




村岡由梨氏(唐草倶楽部にも所属)のかたちづくるオブジェ。
チャーミングなたたずまい全開!いのちの強さを感じてしまう。
圧倒的な彼女の存在感。あなたの今夜の夢にもきっと出てくる!




ため息の出るような美しい作品集。
これがほしい!と叫んでみたが、書店でも購入できるわけではないのだった…







第三回の開催が楽しみです!



素晴らしい空間で、多くの刺激を受けることができました。
ありがとうございます。
and/orのサイトも充実しており、楽しめました。


http://www.andor-net.com


『第2回and/or展』
絵画、版画、写真、CG、立体、書、イラスト、グラフィック、詩画などの様々な分野の表現者たちの競演
会期:11月21日(金)〜26日(木)
時間:12時−19時 最終日は17時まで
場所:元麻布ギャラリー

〒106-0046 東京都港区元麻布3丁目12番地3号
電話: 03-3796-5564 ファックス: 03-3796-5512
都営 大江戸線麻布十番駅7番出口より 徒歩3分, 営団 南北線麻布十番駅4番出口より 徒歩4分
| - | 12:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「2014ONION感謝祭★展」
Mandala Design sachiです。お暑うございます。


麻布十番にあるアートギャラリーAzabujuban Galleryにて催されたONION(鬼塚哲郎)氏の『2014ONION感謝祭★展』(8月18日まで)に行ってきました。






自分の部屋に飾りたくなるような比較的小ぶりの絵や、
くすりとしてしまうようなかわいらしいオブジェなどが展示された空間は、
あたたかい雰囲気に満たされていました。
モチーフは龍や天使や仏様。



(Azabujuban Galleryサイトより転載)



ONIONさんの作品に特に強く感じるのは、colors!色彩の豊かさ。
気持ちのよい配色。
ご自身が楽しみながら色を選び、描かれたのだろうな、なんてことを考える。見ているこちらも幸せな気分になり、彩りのあるこの世に生まれてよかったなーなんて思ったりした。







ONIONさんには、当唐草倶楽部でお手伝いさせていただいた「神に捧げる芸術祭」(2012 於:酒折宮)でも出品していただいたことがある。その中でもわたしが大好きだった作品群はこれ。





まったくもってかわいらしいなぁ。


途中、(自称?)テノール歌手でもあるONIONさんはイタリア歌曲をご披露くださいました。
その素晴らしい歌声にご来場の皆さんも酔いしれておりました。






ONIONさんは、今年10月よりイタリアに移住されるのだということ。
あちらではあらたな形の作品作りに挑まれるのだという。
これからの展望について話されるONIONさんの目は、それはもうキラキラとしていた。
自分も(何にだかわからないけど)頑張るぞ!という気にさせられた。ありがとうございます。


今、もっとも愛を感じさせる芸術家、ONIONさんの未来に乾杯!



| アート | 18:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「ルドルフ・シュタイナー展 天使の国」
Mandala Design sachiです。

ルドルフ・シュタイナー展を観に神宮前のワタリウム美術館に行ってきました。


「ルドルフ・シュタイナー展 天使の国」



日本ではシュタイナー教育で広く知られるルドルフ・シュタイナー(1861 - 1925)だが、自分は、若いころ興味を抱いた「神秘学」すなわちオカルティズムの流れでその名を知った。

神秘学とは、合理的な理性によって万物を理解しようとする近代の自然科学とは異なり、「直観によって」存在するものと超自然的なるものをとらえようとする知識体系。
本来は占星術、錬金術、魔術などの実践を指したという。

今回の展示を見て、表面的なことではなく、より深いところで理解したいと思ったので、彼の著書『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』を購入し、今読んでいるところ。




超感覚的世界。
わたし達は、日ごろ当たり前のように、目に映るものを見て何かを感じたり感じなかったりしているわけだが、ごくごくたまに、見慣れたものがいつもとは違ったようすで見えてくることがある。

それは例えば、文字をじっと見つめていると何と読むのかわからなってしまうようなときとか、発熱時に自分の部屋のカーテン模様に目新しさを感じてしまう(うちのカーテンこんな柄だったっけ?と思うなど)ときとか。
見ているつもりで見ていなかったものを、あらためて見つめる際にそれは起こる。

そこで見るのは、意味なんかすべてとっぱらったそれそのものの本質的な姿なのだと思う。
けれども、そんなもんいちいち確認していたら日々消耗するばかりなので、ひとは通常運転ではそれらのことに気を配らず生きていくようにできている。ある意味では、本質世界をばっさり排除した、現実世界ストーリーの中に生きているとも言えるかも。それってだけど、なんかつまんないよなー



比するに、子どもはきっと本質そのものの世界の中に生きているのだろう。見るものすべてが珍しい。非常にうらやましい。
それを、現実世界ストーリーの中でうまく適応していけるように訓練するのが、普通の学校教育なのかもしれない。
シュタイナー教育は、それとは異なる過程を目指すようだ。



ー シュタイナー教育では、人間の成長を7年おきに大別してとらえる。

生まれてから成人するまでの21年間のうちに世界から「真・善・美」を全身を通して理解し、その世界と自分との一体感を見いだし、世界の中で自由で自律的に生きることのできる人格の育成を目指す。

第1七年期(0〜7歳)
- 肉体が誕生してからの7年間。この肉体を動かす事、すなわち意志の成長が課題となる。萌芽的な段階にあるエーテル体をゆっくり教育するため、無意識的な活動、特に毎日の生活のリズムを重視する。この時期の子どもは周囲の大人、特に両親からの直接的、間接的な影響を全身に吸い込んで成長する。
つまり無意識的にも「(私の周りの)世界は善であふれている」ことを子どもが理解するような教育を目指す。

第2七年期(7〜14歳)
- エーテル体が既に自律し、アストラル体が活動するようになるまでの7年間。アストラル体が司るもの、すなわち感情の成長が課題となる。そのため芸術に重きを置いた教育実践によって、いきいきした感情を育み、「世界は美しい」とおぼろげにも感じられる教育を目指す。

第3七年期(14〜21歳)
- アストラル体が既に自律し、自我がはっきりしてくるまでの7年間。表象活動の活発化が課題となる。
明晰な表象活動により「世界は真実に満ちている」ことをはっきり理解する教育を目指す。 ー

http://ja.wikipedia.org/wiki/シュタイナー教育
より



どの時期にも、
自分と自分の存在する世界を「肯定」し、受け入れること
が非常に特徴的だと思った。
自分と世界をコネクティング。
ヨガ哲学と通じるところがあると感じた。


" 宇宙を認識したければ、汝自身を見るがよい。
人間を認識したければ、宇宙を見るがよい。"
(1922年のシュタイナー講義より)



さて、今回の展示は大きく分けて3つのパートがありました。

1つめは黒板ドローイング。

ー シュタイナーが農民や労働者、学者たちに向け行なった講義の際、内容を説明するために用いたものです。弟子たちは講義録とともに黒板の絵や文字も遺したいと考え、あらかじめ黒板に黒い紙を貼ってそれを保存するようになります。 ー
以下引用文はすべてワタリウム美術館サイトより


左か右か(1922)


これら黒板ドローイングは1,000点も保存されているという。
「思考する絵」というアートの新しい分野として、注目を集めているとのこと。




2つめは、シュタイナーの建築とデザイン。

ー 1913年に着工され1922年に火災により消失した幻の建物「第一ゲーテアヌム」を300余点のドキュメント写真や模型で、さらに日本で初めての公開となるウインドーのための習作ドローイングなども展示します。また、シュタイナー自身がデザインし現在も使用されている家具やランプ、それらのかたちの原点を見ることができる装飾品などさまざまなアイテムを展示し、思想から日常まで広がるシュタイナー哲学の実践を検証します。 ー


ルドルフ・シュタイナーがデザインしたペンダント 
銀製、アメジスト 6 . 7×8×1 c m  制作年不明

シュタイナー、デザインも素敵。


3つめはスイス、ドルナッハの丘に現在も建つ「第二ゲーテアヌム」。






(第二ゲーテアヌム内観 大ホール 撮影:鈴木理策 2002年)
CINRA.NETより


シュタイナー思想から大変影響を受けた、オラファー・エリアソンのデザインによる『オロイド・ランプ』がとても可愛かったです。
ルドルフ・シュタイナーに関する諸々。
これからもう少し勉強して行こうと思います。









ワタリウム美術館

会期  2014年3月23日(日)― 7月13日(日)
休館日 月曜日[5/5は開館]
開館時間 11時より19時まで[ 毎週水曜日は21時まで延長]
入場料  大人 1000 円 / 学生[25 歳以下] 800 円 
ペア券:大人 2人 1600円 / 学生 2人 1200円
会期中何度でも入場できるパスポート制チケット
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方:ご本人500円/介助者[1名様まで] 800円*会期中何度でも入場できるパスポート制チケット
助成 プロ・ヘルヴェティア財団/
ハンス・フリーダー・ウィルマン財団
後援 スイス大使館
協賛 株式会社ヴェレダ・ジャパン
出展協力 ルドルフ・シュタイナー遺産管理協会
監修 ヴァルター・クーグラー
会場デザイン フジワラテッペイアーキテクツラボ
映像制作 大房潤一 
グラフィックデザイン 山本和久(Donny Grafiks)
| アート | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「101年目のロバート・キャパ ー誰もがボブに憧れたー」展  於:東京都写真美術館
Mandala Design sachiです。
ロバート・キャパ展を見に、恵比寿にある東京都写真美術館まで行きました。ガーデンプレイス界隈、この季節の気持ちよさは格別です。




ー 40年の生涯の中でスペイン戦争など5つの戦場を写した写真家として知られるキャパですが、約7万点とも言われる作品の中には、同時代を生きる人びとや友人たちへの思いをこめて写されたカットが数多く存在します。本展は、キャパの真骨頂ともいえるユーモアや生きる喜びが表れた作品を中心に構成し、編集者としてキャパの盟友であり続けたジョン・モリス氏へのインタビュー映像などを通して、次の100年に向けた新たなキャパを見ていただく機会になります。「伝説のカメラマン、キャパ」ではなく、挫折や失意を味わいながらも、笑顔を忘れず多くの友人と友情を深め、女性たちと恋に落ちたボブ(キャパの愛称)の等身大の魅力をこの機会にご覧ください。 ー
「101年目のロバート・キャパ」公式サイトより


ロバート・キャパを世界的に有名にしたのは、スペイン内戦中に撮影したとされる『崩れ落ちる兵士』(DEATH IN SPAIN)。
キャパは当時22歳。





この写真は以前、NHKの沢木耕太郎ドキュメンタリー「運命の一枚〜“戦場”写真・最大の謎」という番組で扱っていたこともあり、興味を持ってまじまじと見た。
沢木の著書『キャパの十字架』に詳しいらしいが(未読)、この写真はさまざまな角度からの検証の結果、実際の戦場を撮ったものではない、という分析がなされた。つまり「やらせ」というわけだ。
番組では、「キャパのカメラは兵士の頭が銃で撃ち抜かれる瞬間をとらえた」(『ライフ』誌 1937年7月号)とキャプションが添えられていた被写体は実は死んでおらず、さらには撮影したのはキャパ(アンドレ・フリードマン)ではなく、恋人であり仕事のパートナーであったゲルダ・タローであった、という指摘もなされていた。
(正確に言うと、「ロバート・キャパ」は、フリードマンとゲルダ・タローのユニット名。けれどもキャパと言ったら、やはり彼ですよね)



キャパ撮影のゲルダ・タロー


それらは例えば、写真の原版(ネガ)がキャパが持っていたライカ判ではなくて、ゲルダが使用していたローライフレックスのもの(6×6サイズの正方形)だった、とか、写っている山の稜線などから判断するに前線となったセロ・ムリアーノからは遠く離れた土地だった、などの検証結果から明らかにされている。
でも、そんなことどうして今まで分からなかったのかなーと素人ながら思っていたら、指摘自体は、40年ほど前から欧米の写真家のあいだで存在していた、とのこと。ふーん。これは今だったら間違いなく2chで吊るし上げられ→スライド使って記者会見、の流れですね。
ご興味ある方は以下をどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/崩れ落ちる兵士

あまたの戦場写真は本当にものすごい迫力だった。
街角に立ってカメラを構え、ちょっと雑踏を撮るときですら、変な自意識にまみれ、どっと疲れてしまう自分からしてみたら、戦場でどうしたらこんなに兵士に近づいて決定的な一枚を撮れるのか、ほんとに意味が分からない。敵であるドイツ兵に背を向けて、ギリギリした前線を撮ったものもあった。
よほどその場で信頼を得ないと無理だろう。

自分がいいな、と思ったのは、”つかの間の安らぎ”シリーズ。
戦時下において、兵士や庶民が人間性を取り戻している、ひとときの安息が切り取られている。
逢瀬を楽しむ若い兵士とその恋人、とか
頭を寄せ合って、出征した息子からの手紙を読む両親、とか
防空壕の中で交わされるゆったりとした語らい、とか
ロシア兵に時計を高く売りつけるズルい顔したアメリカ兵、とか。
悲哀のさなかにも確かにあっただろう、ひとびとの充足がそこはかとないユーモアとともに写し出されている。
キャパは優しくて、ひとが好きだったんだろうなー。

キャパの作品群を前に、写真というものについて気づいたこともあった。
それは「被写体の視線の先も構図のうち」ってこと。
だから、視線を持つ「ひと」というものを被写体に据えると、その構図がたちまちダイナミックになる。
ひとが写っていることにより、その写真はものすごい情報量を持つ。
写真は言葉を発しないが、ひとの目線や表情や仕草ほど、饒舌なものはないと感じた。
(自分ももっとひとを撮りたくなりました)



ドイツ兵との間にもうけた赤ん坊を抱いて家に帰る若い女性・シャルトル/フランス(ドイツ軍に通じていたフランス女性が、フランス解放後に裏切りを糾弾され、見せしめに丸坊主にされた)



1937年スペイン内戦。空襲警報の音に、避難先に走って逃げる親子


ロバート・キャパは、1954年インドシナ戦争取材中、地雷に抵触して死亡した。
彼が最期に使っていたカメラ、ニコンSも展示されていた。
そのレンズは割れ、泥がついているように見えた。

5月11日 ( 日 )までの開催です。


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101年目のロバート・キャパ
誰もがボブに憧れた
会 期: 2014年3月22日 ( 土 ) 〜 5月11日 ( 日 )
休館日:毎週月曜日(ただし4月28日、5月5日は開館。5月7日は臨時休館)
料 金:一般 1100(880)円/学生 900(720)円/中高生・65歳以上 700(560)円


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| アート | 19:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
吉岡徳仁「クリスタライズ」展
Mandala Design sachiです。
「吉岡徳仁−クリスタライズ」を鑑賞しに、東京都現代美術館に行ってきました。




http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/147/1

吉岡徳仁(1967年生まれ) は、アート、デザイン、建築など幅広い領域において自由な着想と実験的な創作から生まれる作品により、世界に最も影響を与える創り手の一人として、国内外で高く評価されています。
本展は、大規模なインスタレーションをはじめ日本での初公開作品・新作を含むその作品世界を、初めて包括的に概観できる機会であり、常にアートの新しい手法を研究し、大胆な発想と革新的な表現によって世界に驚きを与えてきた、吉岡徳仁の過去最大規模の個展となります。〜


吉岡徳仁は、プロダクト、空間、パッケージ、建築など、多岐にわたるデザインを手がけている世界的に著名なデザイナー。
わたし達に身近なものとしては。

auの携帯電話のデザイン。


「MEDIA SKIN」(2007)


「X-RAY」(2010)
これ、出た当時、憧れました。


こちらは目薬。香水のボトルみたい。かすかな薔薇の香りがするそうですね。




「サンテ ボーティエ」ボトル(参天製薬)


これら手のひらにすっぽりおさまるようなもののデザインから、
SWAROVSKI 、CARTIER、HERMES、LEXUS、TOYOTA、NTTなど、名立たるブランドの構造物の空間デザインまで、幅広く手がけている。

吉岡徳仁を世界的に有名にしたのは、紙でできた椅子「Honey-pop」。


「Honey-pop」(2001)
http://i6designs.com/tag/honey-pop-chair/より

ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ポンピドゥー・センター、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館などの世界の主要美術館での永久所蔵品。

この椅子の展示もあった。座りたくてウズウズしたよ。我が家にもひとつほしいな。「でもこれは使い続けると絶対に汚れが目立つ」とはご一緒したM氏の弁。確かに。半年後にはうっすらとおしりの形になった汚れが…つくのか!orz


今回の「クリスタライズ」展から受けた全体のイメージは、白くて透明でキラキラした感じ。純粋培養。
ピュアで気持ちのよい空間だった。スペクトラムとか結晶とか、個人的に好みのものがいっぱい。



入り口付近は撮影可。
大量のストローのようなファイバーで形作られた不思議な空間。



「Water Block」(2002)
ガラスのベンチ。床に写る透明の影が幻想的。
置く場所によって大きく表情が変わるのだろうな。青空の下。草原のまん中。静かな海辺。「ガラスのベンチ」という絵本ができそう。

吉岡氏いわく、水が造り出す美しい波紋やきらめきを連想させる、水の彫刻のようなものを作りたかったとのこと。
水の彫刻。いいなー。



こちらはパリ・オルセー美術館のマネ、ドガ、モネ、セザンヌなどのギャラリーに常設展示されている。確か、森美術館にもありました。
画像は、http://www.tokujin.com/より



そして、「Rainbow Church」


「Rainbow Church」(2010)

20代前半のころ、南仏プロヴァンスにある、アンリ・マティスが手がけた「ロザリオ礼拝堂」を訪ねた吉岡青年。「いつかこのような建築を作りたい」と思ったという。
その頃からずっと構想を続けてきた建築プロジェクトが、この「虹の教会」。
500本のクリスタルプリズムが映し出す、白い壁の上の虹色のひかりが作品の肝。きれい…。


近づいて見ると…




しかし、作品の規模がでかい!
このサイトのトップページで、多くの人の協力があってこの作品が設置されていく行程を見ることができる。




吉岡徳仁にもきっと、こういうのに憧れて純粋にやってみたくて、でも実績もお金もなくてそんなの夢のまた夢、だった時代があり、それからずっとキャリアを積んで、今や世界的に認められ、それでこういうやってみたくてたまらなかった作品が実際に作れるようになって…感無量だろうなー。と想像し、感動した。大変によかった。本当にきれいだもの。

他には「Swan Lake」「Rose」などの作品がありました。


http://www.tokujin.comより


■■ おまけ ■■

ロビーのカラフルなソファを撮りたくてシャッターを切ったら、たまたま映り込んでいてたまげた 吉岡徳仁氏と思われる歩きスマホのお方。(未確認)


それでは!



吉岡徳仁−クリスタライズ  展覧会情報
■会期
2013年10月3日[木]―2014年1月19日[日] 〜終了しました
■開館時間
10:00〜18:00(入場は17:30まで)
■会場
東京都現代美術館(企画展示室B2F・アトリウム、1F・B室、ホワイエ他)






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「六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために」
Mandala Design sachi です。

震災後、この国のひとびとの、メディアや国に対する信頼は完全に失墜しました。また、これまで長いこと機能していた、欺瞞に満ちた要塞の向こう側が、多くの人に見えるようになりました。

社会構造を変えることは、大変な困難を伴うでしょうが、このことをきっかけにして、命を守るくらしを目指すことも不可能ではありません。けれども今、社会はそれとは逆の方向に進んでいっているように感じられるのです。

今ほど、ひとりひとりの感性が問われているときはないでしょう。
3.11後、はじめての六本木クロッシング2013展、アーティスト達はそんな時代の感覚をどんなかたちで表現するのか。
期待を胸に、森美術館に出かけました。



http://www.mori.art.museum/contents/roppongix2013/

OUT OF DOUBT! 来たるべき風景のために
疑うことからはじめよう


〜日本のアートシーンを総覧する3年に一度の展覧会シリーズ「六本木クロッシング」。4回目となる本展では、東日本大震災以降明らかに高まっている社会的な意識を反映しつつ、日本の現代アートの「いま」を、歴史やグローバルな視点も参照しながら問いかけます。
これまでのあらゆる社会通念や既存の制度に向けられた疑念(ダウト)から、アートを通じてどのような生産的な議論を生み出せるのでしょうか?〜 森美術館「六本木クロッシング2013展」より



一部を除き写真撮影可でした。
印象に残った作品をお伝えします。



『人外交差点』(2013) 風間サチコ 1972年生

公共事業や戦争など、政治的かつ歴史的なテーマを「現代」の視点で見つめ、表現する木版画家。

この作品には、日本中で一番「見られている街」である渋谷のスクランブル交差点を舞台に、戦前・戦中の弾圧、統制を象徴する亡霊、インターネットという黒魔術、それらに無防備な市民などが描かれている。


よーく見てみると…


背番号をつける市民!
近くには2chやFacebook、Twitterなどと書かれた魔法陣のようなものが。
*2013年、わが国では特定秘密の保護に関する法律(秘密保護法)が成立しました。



東急?はTOKKOUとなっている。伏せ字が多くて、思うように読めない文章も。いつか社会の授業で習った黒塗りの書物が思い出される。


下は、『獄門核分裂235』という作品。
235というのは、ウラン235であり、日本で初めて原子力関連予算が国会で可決された際の額、2億3500万円からきているという。



『獄門核分裂235』(2012)
 風間サチコ





椅子と古着を累々と積み上げた小林史子の作品(『1000足とはじまりの果実』)の向こうに見えるのは、中村宏の作品群。




1932年生。代表作は『砂川五番』。


『砂川五番』(1955) 中村宏
http://www.webdice.jp/dice/detail/2635/より転載
(こちらの作品の展示はありませんでした)


以下の二つの作品から、目が離せなかった。
50年前の作品だが、まさに今年描かれた、と言ってもしっくりくる。今現在の、この国の空気にぴったり。



『観光独裁』(1965) 中村宏



『聖火千里行』(1964) 中村宏


今回の展示に関して中村が話している内容が興味深い。
彼が50-60年代にこれらの作品制作で表現したことは、疑念(ダウト)ではなく、「否定」だったと言う。いつまでも疑念だけ持ち続けることは、あり得ない、「ちょろい」と話していた。
また、福島の原発事故の際には、もう一度敗戦・戦後が来たと思った、そしてそれを経ても権力はなに一つ反省していない、と話していた。

前述の風間サチコも同じようなことをインタビューで語っていた。
中村も風間も、この展覧会のテーマ「来たるべき風景のために、疑うことからはじめよう」という文言じたいに、甘さを感じているのだ。示唆的なことだと思う。

3.11以降、この国には様々なことが起こっています。
私たちは、原発が三機同時にメルトダウンという、人類がかつて経験したことがない事故を起こしました。
そして、我々の祖先が何千年も大切にしてきた国土と海を汚しました。
(私は、悪い夢なら早く覚めて、と何度も思いました)
福島第一原発では今もなお、地球上で誰も試みたことのない、使用済み燃料棒取り出しという危険な作業が続けられています。くわえて、現政権は原発再稼働や憲法改悪に前のめり。

最初に、今ほどひとりひとりの感性が問われているときはない、と言ったけど、この目の前の現実をどう捉えるか。
個人としてどう感じ、どう反応するか。
何が正しいということはなく、解は人の数だけあるのだと思います。


他にも社会性を帯びたものが多くあり、時代のパワーを感じる作品展でした。


丹羽良徳 1982年生


遠藤一郎 1979年生



金氏徹平 1978年生


森美術館開館10周年記念展
六本木クロッシング2013展:アウト・オブ・ダウト―来たるべき風景のために
会  期: 2013年9月21日(土)−2014年1月13日(月・祝)
〜〜〜終了しました

会  場: 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
主  催: 森美術館
企  画: 片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)
ルーベン・キーハン(クイーンズランド・アートギャラリー | ブリスベン近代美術館アジア現代美術キュレーター)
ガブリエル・リッター(ダラス美術館アシスタント・キュレーター)




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¡GoodDesign! * ¡GoodDesign!
Mandala Design & Chemicals sachiです。
久しぶりの投稿です。

本日はめっちゃSWEET!なデザインのご紹介。






可愛いらしいパッケ―ジのChocolate?...かと思ったら、シドニーにあるWebデザイン会社のサイトの全体像なんです。
細部までほんとにラブリー!

http://www.chocolatecoded.com.au/#home

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